エコキュートを長持ちさせるコツ

エコ職人の知恵袋

エコキュートが故障する原因とは?寿命を延ばす5つのコツ!

 

環境に合った機種選びが大切

エコキュートを交換する際には、ご自宅の環境に合った機種を選択することが重要です。メーカー側は基本的に、以下の水を使った場合の耐用年数は保証していないため、故障の際にも無償の修理を依頼できません。

井戸水
温泉水
地下水

しかし、エコキュートの機種には、井戸水や地下水に対応した製品があり、このタイプを使用していれば保証を受けられます。

また、気候や環境の影響を受けることも多いため、寒冷地では寒冷地用の製品を、海沿いの地域では塩害に強い製品を選ぶとよいでしょう。

 

物を吸込口周辺に置くのはNG

ヒートポンプユニットには側面と背面に吸込口が、そして正面には吹出口があります。

本体の周辺に物を置くと、これらの口が塞がれて正常に稼動できなくなってしまうため、故障の原因につながる確率が高まります。

障害物となる物は作らず、エコキュートの周りはすっきりとさせておきましょう。

 

タンクやヒートポンプの掃除・手入れも重要

貯湯タンクやヒートポンプは、年に2、3回程度を目安に水抜きを行うことが推奨されています。

このメンテナンスを怠ると、タンクやヒートポンプ内に水道水の不純物が溜まり、お湯が汚れたり、本体の故障につながったりします。

長年汚れを溜めてしまうと、業者に依頼しないときれいになりませんので、ご自身で定期的に水抜きを行いましょう。

 

入浴剤の使用は慎重に

追い焚き機能がある「フルオートタイプ」のエコキュートは、入浴剤の使用に制限がある場合がほとんどです。

フルオートタイプは追い焚きや保温などでお湯を循環させるため、ポンプや配管に入浴剤が詰まると腐食を引き起こすためです。

特に、濁り湯は使用を禁止している製品が多いため、必ずメーカーが推奨している入浴剤だけを使うようにしましょう。

 

長期不在時は電源を切ると良い

長期間の不在でお湯を使う予定がない場合は、エコキュートが無駄にお湯を沸かさないように電源を切っておきましょう。

ただし、冬季の場合は凍結してしまう可能性があるので、電源は切らないほうが無難です。

また、不在期間がひと月以上になるのであれば、貯湯タンクのお湯の水質が変化する恐れもあるため、排水しておくと安心です。

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和歌山在住の2児の父親。web会社に就職して3年目。
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